名称:由宇設計一級建築士事務所
金子 由里子
幼少期 ブラジル(サンパウロ)に住む
趣味:弓道・車の運転
1992年 芝浦工業大学工学部建築学科卒
住宅に関しては子供の頃から興味がありました。
そもそも建築へ進もうと思ったきっかけも、自分の家を自分でつくりたいという思いからでした。
小学生の時、友達の家に遊びに行った時のことです。
その友達の家は、部屋の大きさは違うものの、自分の家と全く同じ間取りでした。
『なぜ友達と私の家は同じなの?』という疑問と同時に、違和感を感じました。
それもそのはず、当時私が住んでいた家は建売住宅でした。
こんな経験から、人それぞれ好みも生活の仕方もいろいろあり十人十色。
住宅もそうあるべきだと考えるようになりました。
住宅は、長く付き合うものだからこそ、家族が長く過ごす家だからこそ、
すまい手らしい家づくりができればと思います。
そして、そうして出来上がった住まいが、住まい手に愛され、
それぞれの人の人生の思い出のシーンのひとつになってくれればと思います。
2004.09.20 記:金子
幼少の頃、4年ぐらい住んでいた平屋の家です。
子供の頃の記憶なのであいまいですが、このようなプランだったかと思います。
3方が隣地、一方が通りに面していました。
左官やタイル、レンガといった素材のイメージが残っています。
普段の食事はFamilyRoomでとっていました。日本でいうダイニングキッチンにあたると思います。
この家で過ごしたことも、住宅を考えるとき、潜在的に自分の発想のセンスの源のひとつ
ではあると思っています.
余談ですが、パーマンはブラジルのアニメだと思っていましたが、帰国後日本のものだと知りました。
2005.04.28 記:金子
子供の世界観はとても面白いものです。
ころころ丸いものを見ればダンゴ、
ひもを見てはヘビ~と、もののを何かに見立てるのが得意です。
そして、何気なく置いてある消しゴムなんかを見て
『なんでここにいるのかな』と、物にはすべて意思があると思っていたり。
積み木をすれば、明らかに倒れそうな積み方でも一生懸命積み上げようとしたり。
五感をフルに働かせて物事を感じています。
大人になると、いつの間にか忘れている感覚や、
いつの間にかできてしまった既成概念。
五感をフルに働かせ、ニュートラルにものごとを観たいものです。
子供に『おうちをかいて』言われ、三角屋根の家を描いていたのですが、
その時、ん???と思い、四角い家も描いてみました。
すると、『これはおうちじゃない』と言われ、
何故か人は小さい頃から無意識に三角屋根が家だと思っているのだなと思いました。
一建築家として興味深い体験でした。
皆さんは、『家を描いてください』と言われたらどんな家を描きますか。
2004.09.20 記:金子
2014
黒原の家と扇山の家がア-キスタジオジャパンの会員向け月間誌
『A-Style monthly #096』に紹介されました。
両案件とも、リノベの事例として取り上げられました。
2010
熊本県立大学にて講演しました。
2008
HIRO-Houseが『月刊ハウジング2008年12月号』に
紹介されました。
東京都Hさんの家です。(Case7)
『わが家の間取り「成功」「失敗」全部教えます!』で取り上げていただきました。
建て主さんの感想がダイレクトに出ています。全体的によい評価を頂きました。
HIRO-Houseが『住まいの実例セレクション50』に紹介されました。
東京都Hさんの家です。(Case45)
『収納に技ありの家』で取り上げていただきました。収納で取り上げていただきましたが、
使い勝手を良くするのは当然のことで、その他には、内外の一体感や風や光の取り入れ方、
ウゥールナットの無垢材やタイルを使ったり、LAN配線の工夫をした住宅です。
HIRO-Houseが『月刊ハウジング2008年5月号』に紹介されました。
収納の工夫で取り上げていただきました。(P.25)
北軽井沢ガレージハウスが『GarageLife 2008-7SUMMER 36』に紹介されました。ザウスでの別荘プロジェクトの計画案です。ザウスのウェブページ上の人気投票で三位になりました。プロジェクトにご興味のある方は、ザウスのwebページもご覧ください。
2007
HIRO-Houseが『月刊ハウジング 6月号』に紹介されました。(表紙にも掲載)
ケース04 東京都Hさんの家です。今回は、『収納に技あり!の家』というタイトルで取り上げていただきました
HIRO-Houseが『&home VOL14』に紹介されました。東京都Hさんの家です。
こちらは、『オール電化で始まる快適な暮らし』というタイトルで取り上げていただきました。